メルカリで商品を購入する際、「置き配」がデフォルト設定になっていることに気づいていますか?便利な反面、高額商品や雨天時には不安を感じる方も多いでしょう。この記事では、メルカリの置き配設定の変更方法から、盗難対策まで詳しく解説します。
メルカリの置き配とは?基本を理解しよう
メルカリの置き配は、在宅・不在に関わらず、指定した場所に商品を配達してもらえる非対面の配送サービスです。受領サインも不要で、仕事で帰りが遅い方や再配達の手続きが面倒な方には非常に便利なサービスとして人気を集めています。
置き配が利用できる配送方法
置き配に対応しているのは、以下のメルカリ便のみです。
らくらくメルカリ便
- 宅急便コンパクト
- 宅急便60〜200サイズ
- ※ネコポスはポスト投函のため対象外
ゆうゆうメルカリ便
- ゆうパック60〜170サイズ
- ※ゆうパケット、ゆうパケットポスト、ゆうパケットポストminiはポスト投函のため対象外
出品者がメルカリ便以外の配送方法を選択した場合、置き配は利用できず対面受け取りになります。
置き配指定が可能な場所
メルカリで指定できる置き配の場所は以下の通りです。
- 玄関前
- 宅配ボックス
- メーターボックス
- 物置
- 車庫
マンションなどにお住まいの場合、管理組合の規約によって配達場所が定められている場合があるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
購入前の置き配設定変更方法
メルカリでは2024年頃から、置き配がデフォルト設定になっています。これは2024年問題による配送業界の負担軽減を目的としたものですが、利用者側で毎回確認する必要があります。
購入時の設定変更手順
- 商品購入時に「購入手続き」画面で「置き配の指定」をタップ
- ご希望の置き場所を選択、または「置き配を利用しない」を選択
- 支払い方法や配送先住所を確認し、商品を購入
この手順で、購入前に対面受け取りへ変更することができます。置き配を利用したくない場合は、必ず「置き配を利用しない」を選択してください。
デフォルト設定の罠に注意
Amazonと同様に、メルカリも初期設定が置き配利用になっています。購入画面で何も変更せずに購入すると、自動的に玄関前に荷物が置かれてしまいます。
「出品者が勝手に置き配にした」と思われがちですが、実際には購入者側の設定の問題です。毎回の購入時に必ず確認する習慣をつけましょう。
購入後でも置き配設定は変更できる?
結論から言うと、購入後でも条件付きで変更可能です。ただし、配送方法によって変更できるタイミングが異なります。
ゆうゆうメルカリ便の場合
出品者が発送用の2次元コードを発行するまで(商品を発送する前)であれば、メルカリの取引画面から配達先住所および置き配の指定場所を変更できます。
発送前であれば、以下の手順で変更可能です。
- 取引画面を開く
- 該当の商品(取引)を選択
- 置き配の指定場所を変更
ただし、商品購入後に出品者が配送方法をメルカリ便以外に変更した場合、置き配は適用されず対面受け取りになります。
らくらくメルカリ便の場合(発送後も変更可能)
らくらくメルカリ便に限り、商品発送後でも置き配指定の変更が可能です。これはゆうゆうメルカリ便にはない大きなメリットです。
発送後の変更手順
- 出品者がらくらくメルカリ便で商品を発送
- ヤマト運輸から「お届け予定eメール」が届く(メルカリに登録しているメールアドレス宛)
- メールに記載された専用WebサイトのURLへアクセス
- 「ご希望場所の変更(自宅)」画面から、ご希望の受け取り場所を選択
- 選択した場所に商品が配達されると「お届け完了通知メール」が届く
この方法なら、「やっぱり在宅時に直接受け取りたい」と思った場合でも対応できます。
変更できる期限について
Yahoo!知恵袋などの情報によると、郵便局の場合は配達当日でも受取方法の変更が可能だったという報告があります。ただし、変更画面が表示されるタイミングが直前になる場合もあるため、早めの変更をおすすめします。
購入予定がなくても設定変更はできる?
メルカリの置き配設定は、購入予定がなくても事前に変更することはできません。置き配の設定は、あくまで「商品購入時」または「購入後の取引画面」で行うものです。
ただし、メルカリ便で置き配の設定をした場合、その配送先住所が次回以降のご注文にも自動的に適用されます。希望されない場合は、毎回の購入時に置き配の利用設定を変更する必要があります。
つまり、以下のような運用になります。
- 前回の購入で置き配を利用→次回も自動的に置き配設定になる
- 前回の購入で対面受け取りを選択→次回も自動的に対面受け取りになる
毎回の購入時に設定を確認することが、トラブルを避ける最善の方法です。
置き配のメリットとデメリット
メリット
1. 時間に縛られない 仕事で帰りが遅い方や、日中不在がちな方でも確実に荷物を受け取れます。配達時間を気にして在宅する必要がありません。
2. 非対面で受け取れる コロナ禍以降、非対面・非接触での受け取りを希望する方が増えています。印鑑やサインも不要で、接触の機会を最小限に抑えられます。
3. 再配達の手間がない 不在票を確認して再配達を依頼する手間が省けます。配送業者の負担軽減にもつながり、社会的にも意義のある選択と言えます。
デメリット
1. 盗難のリスク 最も懸念されるのが盗難です。国民生活センターによると、置き配荷物の盗難相談は2020年から増え始め、現在も増加傾向にあります。2023年度で東京都内だけでも368件の相談があり、そのうち盗難保険で解決したのはわずか5件でした。
2. 雨風の影響 玄関前や自転車のカゴなど、屋外に指定した場合、雨風にさらされる可能性があります。ご質問のケースのように、ビニール袋が二重でも雨だと中まで濡れる可能性は十分にあります。
3. 誤配達の可能性 非対面での配達のため、名前も住所の確認もありません。そのため、商品の誤配達が発生する可能性があります。
4. 高額商品への不安 高額な買い物の場合、盗難リスクは特に深刻です。補償があるとはいえ、手続きの手間や精神的負担を考えると、対面受け取りの方が安心です。
置き配での盗難・トラブル時の対応
メルカリの補償制度
2025年7月1日から、メルカリでは「全額補償サポートプログラム」が開始されています。置き配で商品が見つからない場合も、条件を満たせばこの補償を受けられる可能性があります。
補償の条件
- 本人確認が完了していること
- メルカリ便を利用していること
- 配達完了日の翌日から14日以内に問い合わせること
- 2025年7月1日以降に開始した取引であること
購入者の場合、支払った代金の全額が補償対象となります。
トラブル発生時の対応手順
1. まず確認すること
- 指定した置き配場所を再度確認
- 玄関先だけでなく、宅配ボックスや郵便受けなど別の場所も確認
- 商品購入時に登録した住所に間違いがないか確認
2. 出品者への連絡 商品が見つからない場合は、取引メッセージで出品者に状況を伝えましょう。
3. 郵便局・ヤマト運輸への確認 配送業者に連絡し、商品が配達されたかどうかを確認します。配送業者によっては、指定場所が使えないと判断して持ち戻ることもあります。
4. 警察への届け出 盗難の可能性がある場合は、警察に被害届を提出します。メルカリ事務局への補償申請時に、警察への相談や届出の記録が必要になる場合があります。
5. メルカリ事務局への問い合わせ 最終的にメルカリ事務局に問い合わせます。問い合わせの際は、商品の問題箇所の画像があれば添付するとスムーズです。
メルカリ便を利用している場合、事務局が適切にサポートしてくれます。ただし、メルカリ便以外の配送方法だと、事務局で配送状況の確認ができないため補償対象外になってしまいます。
実際の盗難事例
ある利用者の事例では、ゆうゆうメルカリ便で郵便受けに配達された商品が盗まれました。その際の対応は以下の通りでした。
- 郵便局に連絡し、商品が配達されたことを確認
- 警察に通報し、被害届を提出
- メルカリ事務局に盗難を報告し、対応を依頼
- 出品者に状況を説明
その結果、メルカリ事務局から24時間以内に商品キャンセルの処理が実行され、出品者には売上ポイントが付与、購入者には返金処理が行われました。
置き配を安全に利用するための対策
1. 置き配場所の工夫
人目につきにくい場所を選ぶ 玄関が道に面していて荷物が目立つ場合は、メーターボックスや物置など、外から見えにくい場所を指定しましょう。
雨風の影響を受けない場所を選ぶ 軒先でも雨が吹き込む可能性がある場合は、宅配ボックスなど雨風の影響を受けない場所を指定するのが安心です。
宅配ボックスの活用 鍵付きの宅配ボックスを設置すれば、盗難リスクと天候リスクの両方を軽減できます。最近は比較的安価な簡易宅配ボックスも販売されています。
2. 高額商品は必ず対面受け取りに
メルカリ公式も推奨していますが、高額商品の場合は置き配を避け、必ず対面での受け取りを選択しましょう。ご質問のように「高額な買い物」と感じる商品であれば、盗難や雨のリスクを考慮して対面受け取りが賢明です。
3. できるだけ早く回収する
置き配された商品は、できるだけ早く回収しましょう。時間が経つほど盗難や天候変化のリスクが高まります。
4. らくらくメルカリ便を選ぶ
可能であれば、発送後も受け取り方法を変更できる「らくらくメルカリ便」での発送をお願いするのも一つの方法です。急に予定が変わって在宅できる場合なども柔軟に対応できます。
5. 配達完了通知を確認
らくらくメルカリ便の場合、「お届け完了通知メール」に配達された商品の写真が添付されます。この写真で配達状況を確認できるため、安心材料の一つになります。
実際のところ、置き配は利用すべき?
ヤマト運輸が2024年10〜11月に実施したアンケート調査によると、置き配を選択する理由の約9割が「ドライバーに何度も来てもらうのは申し訳ない」というものでした。また、4人に1人は在宅しているにも関わらず置き配を利用しているという結果も出ています。
一方で、置き配による盗難相談は増加傾向にあり、基本的には受取人が自己責任を負うことになります。配送業者や商品の発送元は、通常、荷物が盗まれた場合の補償義務を負いません。
利用を推奨する場合
- ポストに入る小型商品
- 低額商品
- 宅配ボックスなど安全な受け取り場所がある
- 天候リスクが少ない季節・地域
対面受け取りを推奨する場合
- 高額商品
- 雨に弱い商品(電子機器、書籍など)
- 軒先が雨に濡れやすい住宅環境
- 玄関が道に面していて人目につきやすい
- 盗難リスクが気になる方
まとめ:置き配設定は柔軟に変更できる
メルカリの置き配設定について、重要なポイントをまとめます。
購入前の変更
- 購入手続き画面で「置き配を利用しない」を選択可能
- デフォルトが置き配になっているため、毎回確認が必要
購入後の変更
- ゆうゆうメルカリ便:発送前まで取引画面から変更可能
- らくらくメルカリ便:発送後もヤマト運輸のメールから変更可能
購入予定がない場合
- 事前に設定変更することはできない
- 前回の設定が次回に引き継がれるため、毎回確認が必要
安全に利用するために
- 高額商品は必ず対面受け取りに
- 宅配ボックスなど安全な場所を指定
- 盗難時の対応手順を把握しておく
- メルカリ便を利用して補償を確保
置き配は非常に便利なサービスですが、利用する商品や状況に応じて、対面受け取りとうまく使い分けることが大切です。ご質問のケースのように、高額な買い物で盗難や雨が心配な場合は、必ず対面受け取りに変更しましょう。
メルカリの設定は柔軟に変更できるので、毎回の購入時に自分の状況に合わせて最適な受け取り方法を選択することをおすすめします。
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