はじめに
iPad Airを数年使用していて、ふと気づいたら本体が曲がっていた…そんな経験はありませんか?実は、iPadの本体が歪む・曲がるというトラブルは、決して珍しいことではありません。特に薄型化が進んだ近年のモデルでは、日常的な使用の中で知らず知らずのうちにフレームに負荷がかかり、変形してしまうケースが増えています。
本記事では、iPad Airの本体が曲がってしまった場合の修理費用、修理方法の選択肢、そして修理と買い替えのどちらが賢い選択なのかを、2025年最新の情報をもとに詳しく解説します。
iPad本体が曲がる原因とは
iPadの本体が曲がってしまう主な原因は、日常生活の中での物理的な圧力です。具体的には以下のようなケースが考えられます。
主な原因
カバンの中での圧迫
通勤・通学時にカバンの中で他の荷物に押されることで、徐々にフレームに負荷がかかります。特に満員電車などで強い圧力がかかった場合、気づかないうちに変形してしまうことがあります。
座った際の圧迫
ズボンの後ろポケットに入れた状態で座ってしまったり、ソファやベッドの上で知らずに体重をかけてしまったりすることも、本体が曲がる大きな原因です。
落下の衝撃
落下時の衝撃で、画面が割れなくてもフレームだけが歪んでしまうケースもあります。角度や当たり方によって、見えにくい変形が生じることがあります。
なぜiPadは曲がりやすいのか
近年のiPadは、軽量化・薄型化が進んでおり、アルミニウム製のフレームが採用されています。画面サイズが大きい一方で本体は薄いため、面積の広い部分に力が加わると曲がりやすい構造になっているのです。特にiPad AirやiPad Proの薄型モデルは、スマートフォンよりも歪みが発生しやすいと言われています。
本体の歪みを放置するリスク
一見、充電や画面表示に問題がなければ「このまま使っても大丈夫かな?」と思ってしまうかもしれません。しかし、本体の歪みを放置すると、以下のような深刻なトラブルにつながる可能性があります。
画面割れのリスク増大
本体が曲がっていると、画面にも常に負荷がかかっている状態になります。そのため、わずかな衝撃でも画面が割れやすくなり、修理費用がさらに高額になる恐れがあります。
内部部品への悪影響
フレームの歪みは、バッテリーや基板など内部の精密部品にも悪影響を及ぼします。バッテリーの膨張、カメラの不具合、充電不良などの二次的な故障が発生する可能性が高まります。
防塵・防水性能の低下
本体と画面の間に隙間が生じるため、ホコリやゴミ、さらには水分が内部に入り込みやすくなります。水没のリスクも高まり、最悪の場合、完全に動作しなくなることもあります。
このように、本体の歪みは放置するほどリスクが高まるため、早めの対処が重要です。
保証がない場合の修理費用
それでは、保証に加入していない場合、iPad Airの本体修理にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。修理方法や依頼先によって大きく異なります。
Apple正規修理の場合
Apple正規店や正規サービスプロバイダで修理を依頼する場合、本体の歪みは「その他の損傷」として扱われます。
AppleCare+加入済みの場合
サービス料として4,400円〜12,900円程度で修理が可能です。ただし、過去に利用回数が残っているかどうか事前に確認が必要です。
AppleCare+未加入の場合
保証がない場合、修理費用は機種によって異なりますが、多くの場合「本体交換」という対応になります。費用は数万円から、モデルによっては新品購入と変わらない高額になることもあります。
また、Apple正規修理では基本的にデータがすべて初期化されるため、バックアップを取っていない場合はデータが消失してしまいます。
街の修理店の場合
Apple非正規の修理店では、「フレーム矯正」という専門の修理サービスを提供しているところがあります。
フレーム矯正の費用相場
5,500円〜8,000円程度で対応している店舗が多く、Apple正規修理に比べて大幅に安価です。
メリット
- データをそのまま残して修理できる
- 即日〜数時間で修理完了
- 画面交換など他の修理と同時に依頼するとさらに割引される場合がある
注意点
非正規店で修理すると、Apple公式のサポートや保証が受けられなくなる可能性があります。ただし、すでに保証期間が切れている場合や、AppleCare+に加入していない場合は、この点はあまり問題にならないでしょう。
修理と買い替え、どちらがおすすめ?
修理するか買い替えるかは、端末の使用年数、現在の市場価格、今後の使用予定などを総合的に判断する必要があります。
修理がおすすめのケース
使用年数が3年以内で、動作に問題がない
バッテリーの持ちもまだ十分で、処理速度にもストレスを感じていないなら、フレーム矯正で数千円の出費に抑えられます。
データのバックアップが取れていない
大切な写真や書類が入っていて、バックアップを取る手段がない場合は、非正規店でのフレーム矯正がおすすめです。データを残したまま修理できます。
予算を抑えたい
新品や中古の購入費用に比べて、修理費用のほうが圧倒的に安価です。今の端末に特に不満がなければ、修理で延命させるのが経済的です。
買い替えがおすすめのケース
使用年数が4年以上で、動作が重い
OSのアップデートについていけず、アプリの起動が遅い、バッテリーの減りが早いなど、複数の不満がある場合は買い替えが賢明です。
修理費用が高額になる
Apple正規修理で本体交換となり、費用が数万円に達する場合は、最新モデルの中古や型落ちモデルの新品を検討したほうがコストパフォーマンスに優れることがあります。
最新機能を使いたい
Apple Pencilの新世代対応や、最新のチップによる処理速度の向上など、新しい機能を求めるなら買い替えのタイミングです。
買い替え時の費用目安(2025年11月時点)
新品の場合
- iPad Air(M3・11インチ・128GB):98,800円〜
- iPad(第11世代・A16・128GB):58,800円〜
中古の場合
- iPad Air 第5世代(2022年):50,800円前後
- iPad Air 第4世代(2020年):39,800円前後
- iPad Air 第3世代(2019年):22,800円前後
中古市場では、状態の良いものを選べば十分に実用的で、修理費用とあまり変わらない価格で手に入ることもあります。
修理・買い替えの判断チェックリスト
以下のチェックリストを参考に、自分に最適な選択を見つけてください。
修理を選ぶべきポイント
- 使用年数が3年以内
- バッテリーの持ちに不満がない
- 処理速度に問題を感じていない
- データのバックアップが取れていない
- 予算を5,000円〜10,000円以内に抑えたい
買い替えを選ぶべきポイント
- 使用年数が4年以上
- バッテリーが1日持たない
- アプリの起動が遅い、動作が重い
- 複数の不具合がある
- 最新機能や性能が必要
修理を依頼する際の注意点
非正規店を選ぶ場合
- 総務省登録修理業者であるかを確認
- 修理後の保証期間を確認(多くは3ヶ月程度)
- 口コミや実績をチェック
- 見積もりを事前に取る
Apple正規修理を選ぶ場合
- 必ずデータのバックアップを取る
- Apple IDとパスワードを確認しておく
- 「iPhoneを探す(iPadを探す)」機能をオフにする
- 修理期間は数日〜1週間程度かかることを想定
まとめ
iPad Airの本体が曲がってしまった場合、保証なしでも修理は可能です。街の修理店でのフレーム矯正なら5,500円〜8,000円程度で対応でき、データもそのまま残せます。一方、Apple正規修理では高額になることが多く、基本的にデータは初期化されます。
修理か買い替えかの判断は、使用年数、動作の快適さ、予算、データの重要性などを総合的に考慮して決めましょう。3年以内で動作に問題がなければ修理、4年以上で複数の不満があれば買い替えが目安です。
本体の歪みは放置すると二次的な故障を引き起こすリスクがあるため、早めの対応をおすすめします。自分の使用状況に合った最適な選択をして、快適なiPadライフを続けてください。
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