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退職代行を使うと転職で不利になる?2025年最新データで徹底検証

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「退職代行を使って辞めたいけど、次の転職に響かないか心配…」

そんな不安を抱えている方、実はかなり多いんです。

2025年現在、退職代行サービスの利用者は急増しており、もはや「珍しい退職方法」ではなくなっています。しかし一方で、「使ったら転職で不利になるのでは?」「採用担当にバレたらどうしよう」という声も後を絶ちません。

この記事では、最新の調査データをもとに、退職代行利用が転職活動に与える影響について徹底的に検証します。世間のイメージと実態のギャップ、企業側の本音、そして利用する際の注意点まで、気になるポイントをすべて解説していきます。


目次

退職代行の利用者は急増中!2025年の最新データ

まず、退職代行サービスがどれほど普及しているのかを確認しておきましょう。

転職者の約6人に1人が利用

マイナビの調査(2024年)によると、直近1年間に転職した人のうち16.6%が退職代行サービスを利用していました。これは実に6人に1人という割合です。

年代別に見ると、20代が18.6%と最も高く、若い世代ほど利用率が高い傾向があります。

新卒の利用も増加

退職代行モームリのデータによると、2025年度の新卒社員による利用者は1,072名に達し、前年(805名)と比べて267名も増加しています。

さらに、2025年1月6日には1日の利用件数が256件と過去最高を記録。これは前回の最高記録(180件)を大きく上回る数字です。

企業の約4社に1社が経験

企業側のデータも見てみましょう。マイナビの企業調査では、2024年上半期に退職代行を利用して退職した社員がいた企業は23.2%に達しています。

これは2019年以前の15.7%から着実に増加しており、退職代行はもはや「特殊なケース」ではなく、企業にとっても日常的に遭遇する退職手段になっているのです。


結論:退職代行の利用は転職に「ほぼ影響しない」

では本題に入りましょう。退職代行を使うと転職で不利になるのでしょうか?

調査結果:7割以上の企業が「影響なし」と回答

東京商工リサーチの調査(2025年)によると、退職代行を利用した従業員の退職を経験した企業に「その後の採用に与えた影響」を聞いたところ、74.0%が「影響はない」と回答しています。

つまり、約4社に3社は、退職代行の利用を理由に採用基準を変えていないのです。

利用者の転職成功率は高い

タレントスクエアの調査では、退職代行サービス利用後の状況として、73.8%が「正社員として転職した」と回答しています。

これは7割を超える高い数字であり、退職代行を利用したからといって転職ができなくなるわけではないことを示しています。


なぜバレにくいのか?4つの理由

退職代行の利用が転職先にバレにくい理由を詳しく見ていきましょう。

1. 個人情報保護法による制限

2005年に施行された個人情報保護法により、本人の同意なしでの前職調査は原則禁止されています。

転職先の企業が勝手に前の会社に問い合わせて「この人はどうやって辞めましたか?」と聞くことは、個人情報保護法第27条(第三者提供の制限)に抵触する可能性があるのです。

2. 前職調査を行う企業は少数派

日本では欧米と異なり、前職調査(リファレンスチェック)を実施する企業はまだ少数派です。

特に中小企業では前職調査を行う文化や体制が整っていないケースが多く、「そもそも調べない」というのが実情です。

3. 退職証明書には退職方法の記載なし

会社から発行される退職証明書には、退職日や退職理由(自己都合・会社都合など)は記載されますが、「退職代行を使った」という情報は記載されません

離職票やその他の公的書類にも、退職代行の利用有無は一切記録されません。

4. 面接で聞かれることは基本的にない

採用面接で「退職代行を使いましたか?」と直接聞かれることは、まずありません。面接官にとっても、そのような質問をすることは適切ではないと認識されているからです。


注意!一部で確認体制を強化する企業も

ただし、完全に安心というわけではありません。最新の動向として、一部の企業で確認体制を強化する動きがあります。

約2割の企業が審査を厳格化

東京商工リサーチの調査では、退職代行による退職を経験した企業のうち、20.8%が「応募者の転職回数や職歴をより厳格に見極めるようになった」と回答しています。

また、10.2%の企業が「リファレンスチェックをするようになった(より厳格化した)」と答えています。

専門調査会社が新項目を追加

2025年5月には、採用前調査を専門に行う企業調査センターが、リファレンスチェックの確認項目として「退職代行サービスの利用有無」を正式に追加しました。

これは、企業の人事担当者から「候補者が過去に退職代行を利用していたかどうかを、採用前に知っておきたい」という要望が増加していることを受けたものです。

要注意な業界・企業

特に以下のような企業では、審査が厳格化される傾向があるため注意が必要です。

  • 外資系企業:リファレンスチェックが一般的な文化
  • 金融・保険業界:信用調査を重視する傾向
  • 大企業:採用プロセスが整備されている
  • 同業界への転職:業界内のネットワークで情報が伝わる可能性

退職代行を使ってもバレないための5つのポイント

退職代行を利用しつつ、転職活動をスムーズに進めるためのポイントをまとめました。

1. 自分からは絶対に言わない

当たり前のようですが、これが最も重要です。面接で退職理由を聞かれた際に、わざわざ「退職代行を使いました」と申告する必要はありません。

退職理由は「キャリアアップのため」「新しい環境で挑戦したかった」など、前向きな理由を伝えれば十分です。

2. SNSでの発信に注意

意外と見落としがちなのが、SNSでの発信です。「退職代行使ってスッキリ辞められた!」などと投稿すると、思わぬところで情報が広まる可能性があります。

特に実名や特定できる情報と紐づけてしまうと、採用担当者のSNS調査で発覚するリスクがあります。

3. 信頼できる業者を選ぶ

退職代行業者の中には、個人情報の取り扱いが不適切な業者も存在します。労働組合運営弁護士監修の信頼できるサービスを選ぶことで、情報漏洩のリスクを減らせます。

4. 引き継ぎは可能な範囲で対応

退職代行を使う場合でも、可能な範囲で引き継ぎ資料を作成しておくと、前職での評判を最低限に保てます。

「突然いなくなって大迷惑だった」という悪評が広まるリスクを軽減できます。

5. 狭い業界での転職は慎重に

同じ業界内での転職を考えている場合は、特に慎重になりましょう。業界が狭いと人づてに情報が伝わりやすく、前職の同僚と転職先の社員がつながっているケースも珍しくありません。


退職代行利用者の本当の評価は?意外な調査結果

退職代行を利用する人に対する世間のイメージは「無責任」「自分で言えない弱い人」というネガティブなものが多いかもしれません。

しかし、パーソル総合研究所の調査(2025年12月)では、意外な結果が明らかになっています。

退職代行利用者は「協調性が高い」

調査によると、退職代行利用者は一般的に考えられている無責任なイメージとは異なり、「チームワーク重視」の志向が強い傾向があるとされています。

むしろ、責任感が強いからこそ「辞めます」と言い出せず、追い詰められて退職代行を利用するケースが多いのです。

利用の背景にあるもの

同調査では、退職代行利用者の特徴として以下が挙げられています。

  • 職場で孤立していた
  • 上司への不満が約7割
  • 上司からのハラスメント経験が約4割

つまり、退職代行を利用する人の多くは、本人の問題ではなく職場環境に問題があったケースが多いのです。


退職代行の料金相場(2025年版)

参考として、退職代行サービスの料金相場もまとめておきます。

運営元料金相場特徴
民間企業1万円~3万円最も安価だが、会社との交渉権なし
労働組合2.5万円~3万円交渉権あり、コスパ良好
弁護士5万円~10万円法的トラブルにも対応可能

一般的には、労働組合運営のサービスが費用対効果の面でおすすめです。団体交渉権があるため、有給消化や未払い賃金の交渉も可能です。


退職代行を使うべきか迷っている方へ

最後に、退職代行の利用を検討している方へのアドバイスをまとめます。

こんな状況なら利用を検討すべき

  • 退職を申し出たが引き留められて辞められない
  • パワハラ・セクハラで精神的に追い詰められている
  • 上司や人事と直接やり取りすることが精神的に困難
  • 退職を伝えた後の職場環境が心配

利用前に確認すべきこと

  • 有給休暇の残日数
  • 未払い賃金・残業代の有無
  • 退職金の支給条件
  • 健康保険・年金の切り替え手続き

転職活動は退職後でも大丈夫

「先に転職先を決めてから辞めないと…」と思うかもしれませんが、退職代行を利用して辞めた人の7割以上が正社員として転職に成功しています。

精神的・身体的に限界を感じているなら、まずは退職して心身を休めることを優先してください。


よくある質問(Q&A)

退職代行と転職に関して、よく寄せられる質問にお答えします。

Q1. 退職代行を使ったことが履歴書でバレますか?

A. バレません。 履歴書や職務経歴書には退職方法を記載する欄はありません。記載するのは「入社日」「退職日」「職種」「業務内容」などです。退職代行を利用したかどうかは、書類上では一切わかりません。

Q2. 面接で「なぜ前の会社を辞めたのですか?」と聞かれたら?

A. 前向きな理由を伝えましょう。 退職代行の利用について触れる必要はありません。「キャリアアップを目指して」「新しい分野に挑戦したくて」「自分のスキルをより活かせる環境を求めて」など、ポジティブな理由を用意しておきましょう。

仮に本音が「パワハラで限界だった」であっても、面接では「より良い環境で成長したいと考えた」などとポジティブに言い換えることが大切です。

Q3. 前の会社から嫌がらせで転職先に連絡されることはありますか?

A. 極めて稀ですが、ゼロではありません。 ただし、前職の会社が転職先に悪意を持って連絡することは、名誉毀損やプライバシー侵害に該当する可能性があります。

万が一そのようなことがあった場合は、弁護士に相談することで法的対応も可能です。実際にそこまで悪質な対応をする企業は非常に稀であり、過度に心配する必要はありません。

Q4. 退職代行を使うと離職票の発行が遅れませんか?

A. 通常は問題なく発行されます。 退職代行業者は離職票や源泉徴収票などの必要書類の発行についても会社に依頼してくれます。会社には法律上、離職票を発行する義務があるため、退職代行を使ったからといって発行を拒否することはできません。

万が一発行が遅れる場合は、ハローワークに相談することで対応してもらえます。

Q5. 退職代行を使った後、前の会社から連絡が来ることはありますか?

A. 退職代行業者が対応してくれます。 信頼できる退職代行業者であれば、退職後も一定期間のアフターフォローがあり、会社からの連絡があった場合も代わりに対応してくれます。

直接連絡を取らないように会社側に伝えることも、退職代行業者の重要な役割の一つです。

Q6. 派遣社員やアルバイトでも退職代行は使えますか?

A. 利用可能です。 退職代行サービスは正社員だけでなく、派遣社員、契約社員、パート・アルバイトなど、すべての雇用形態で利用できます。料金が雇用形態によって異なる業者もあるので、事前に確認しておきましょう。


退職代行を使った人の体験談

実際に退職代行を利用して退職し、その後転職に成功した方々の声を紹介します。(個人情報保護のため、一部内容を変更しています)

ケース1:20代男性・営業職

「上司からのパワハラで精神的に限界でした。退職を申し出ても『今辞められたら困る』『次の人が決まるまで待て』と引き留められ続け、3ヶ月経っても辞められませんでした。退職代行を使ったところ、即日で退職が確定。その後、2ヶ月で新しい会社に正社員として転職できました。面接で退職理由を聞かれましたが、『キャリアアップのため』と答えただけで、退職代行のことは一切聞かれませんでした。」

ケース2:30代女性・事務職

「職場の人間関係が最悪で、毎日胃が痛くなるほどストレスを感じていました。自分で退職を言い出す勇気がなく、退職代行に頼りました。利用後、1ヶ月ゆっくり休んでから転職活動を始め、希望していた業界に転職成功。新しい職場の人事からは『前職をどうやって辞めたか』なんて聞かれたことは一度もありません。」

ケース3:40代男性・IT技術者

「残業代未払いや有給が取れないなど、ブラックな環境でした。弁護士監修の退職代行を利用し、退職と同時に未払い残業代の請求も行いました。転職活動では同業他社からすぐに内定をもらえ、年収も上がりました。業界は狭いので少し心配でしたが、特に問題はありませんでした。」


退職代行以外の選択肢も知っておこう

退職代行は有効な手段ですが、状況によっては他の選択肢が適切な場合もあります。

労働基準監督署への相談

未払い賃金やサービス残業、違法な労働条件などがある場合は、労働基準監督署に相談することで、会社に是正勧告が出されることがあります。これは無料で利用できる公的機関です。

総合労働相談コーナー

都道府県の労働局に設置されている「総合労働相談コーナー」では、職場のトラブルについて無料で相談できます。解雇、いじめ・嫌がらせ、パワハラなど、あらゆる問題について専門相談員がアドバイスしてくれます。

弁護士への直接相談

ハラスメントで慰謝料を請求したい、不当解雇で争いたいなど、法的な対応が必要な場合は、最初から弁護士に相談するのも一つの方法です。初回相談無料の法律事務所も多くあります。

転職エージェントの活用

「辞めたいけど次が決まってから…」という方は、まず転職エージェントに相談するのも良いでしょう。在職中の転職活動をサポートしてくれ、面接日程の調整なども代行してくれます。


まとめ

退職代行を利用しても、転職で不利になることはほとんどありません

2025年の最新データをまとめると、

  • 約74%の企業が「採用に影響なし」と回答
  • 利用者の73.8%が正社員として転職に成功
  • 個人情報保護法により、前職調査は原則禁止
  • ただし、約2割の企業で審査厳格化の動きあり

という状況です。

大切なのは、退職代行を使ったことを自分から言わないこと、SNSでの発信に気をつけること、そして信頼できる業者を選ぶこと。

これらのポイントを押さえておけば、退職代行は「辞められない状況から抜け出すための有効な選択肢」として活用できます。

一人で悩みを抱え込まず、必要であれば退職代行という選択肢も視野に入れてみてください。あなたの心身の健康が、何よりも大切です。

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