はじめに
「XのDMを開いたら突然パスコードの設定を求められて、設定したらチャット画面になってしまった…」
最近、このような経験をされた方が急増しています。特にグッズ交換やお取引用のアカウントでこの現象が起きて困っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、XのDMがチャット機能に切り替わった原因と、元のDM画面に戻す方法があるのかについて、2025年最新の情報をもとに詳しく解説していきます。
XのDMがチャットに切り替わった原因とは?
新機能「XChat(Xチャット)」の段階的展開
2025年11月14日、X社は新たなメッセージ機能「Chat(チャット)」の正式提供を開始しました。この機能は、従来のDM(ダイレクトメッセージ)を段階的に置き換えていくことを目的としています。
つまり、あなたのアカウントでDMがチャットに切り替わったのは、X社による新機能の展開対象になったためです。バグや不具合ではなく、X社が意図的に行っているアップデートの一環なのです。
パスコード設定を求められる理由
チャット機能を初めて利用する際には、4桁のPINコード(パスコード)の設定が必須となっています。これは、新しいチャット機能の最大の特徴である「エンドツーエンド暗号化」を実現するために必要な手順です。
このPINコードは非常に重要で、もし忘れてしまうと、すべての会話内容がリセットされてしまいます。設定したパスコードは必ずメモを取っておくことをおすすめします。
なぜアカウントによって表示が違うのか
現在、XChatは全ユーザーに一斉に展開されているわけではありません。展開は段階的に行われており、以下のような特徴があります。
- 公開アカウント・非公開アカウントを問わずランダムに展開
- 招待制ではなく、X社が対象ユーザーを選定
- 同じ端末でも、アカウントによって表示が異なる場合がある
そのため、メインアカウントでは従来のDM、サブアカウント(取引用アカウント)ではチャット画面、という状況が起こり得るのです。
XChatとDMの違いは何?
新しいXChat機能は、従来のDMと比較して多くの新機能が追加されています。主な違いを確認してみましょう。
セキュリティ面の強化
XChatの最大の特徴は、エンドツーエンド暗号化(E2EE)に対応していることです。これにより、メッセージの内容は送信者と受信者以外の第三者はもちろん、X社側でも閲覧・解読することができません。
リンク、メディア、ファイルなどすべてのメッセージ内容が暗号化の対象となり、暗号化されたメッセージへのリアクションも同様に保護されます。
消えるメッセージ機能
一定時間後にメッセージが自動的に消去される「消えるメッセージ」機能が搭載されています。秘密のやり取りや、一時的な情報共有に便利な機能です。
設定可能な時間は複数から選べ、「あなたが消えるメッセージを〇〇に設定しました」と履歴が残ります。ただし、ビジネス利用などでエビデンスを残す必要がある場合は、この機能はオフにしておくことをおすすめします。
音声・ビデオ通話機能
チャット画面から直接、音声通話やビデオ通話を行うことができます。電話番号を使わずに利用できるため、SNS上の知り合いとの連絡に便利です。
スクリーンショット通知機能
チャットに参加しているユーザーがスクリーンショットを撮影した場合、通知を受け取ることができます。さらに、「スクリーンショットをブロックする」をオンにすると、スクリーンショットを撮ってもチャット内容が非表示の状態で撮影される仕組みです。
メッセージの編集機能
送信後のメッセージを編集することが可能です。各メッセージを編集できる回数は最大5回までとなっています。誤字の修正や内容の訂正に便利な機能です。
ファイル送信機能の拡充
画像だけでなく、さまざまな種類のファイルを送受信できるようになりました。仕事でちょっとした資料を送るのにも便利です。
元のDM画面に戻す方法はある?
結論:現時点では元に戻せない
残念ながら、2025年12月現在、一度XChatに切り替わったアカウントを元のDM画面に戻す方法は公式には提供されていません。
X社は従来のDMを段階的にXChatに置き換えていく方針を発表しており、これは一方向のアップデートとして位置づけられています。つまり、新しいチャット機能への移行は不可逆的なものと考えられます。
今後の展望
XChatはまだベータ版の段階であり、今後もUIや機能が変更される可能性があります。ユーザーからのフィードバックに基づいて改善が行われる可能性も十分にありますので、使いづらいと感じる点があればX社に意見を送ることも一つの方法です。
XChatを快適に使うためのポイント
元のDMに戻せないのであれば、新しいチャット機能を上手に活用していきましょう。以下のポイントを押さえておくと、より快適に利用できます。
PINコードの管理を徹底する
パスコードを忘れると全ての会話がリセットされてしまいます。設定したPINコードは安全な場所に必ずメモしておきましょう。パスワード管理アプリなどを活用するのも良い方法です。
相互フォローが必要な点に注意
XChatでメッセージを送るには、相手との相互フォローが必要です。一方的にフォローしているだけではチャットを開始できない場合があります。お取引相手には事前に相互フォローをお願いしておくとスムーズです。
通知設定を確認する
チャット機能では、従来のDMと通知の仕様が異なる場合があります。メッセージの見逃しを防ぐため、通知設定を確認しておきましょう。特にお取引用アカウントでは、通知をオンにしておくことをおすすめします。
既読通知の設定を見直す
既読通知の表示をオン・オフで切り替えることができます。「設定」→「プライバシーと安全」→「ダイレクトメッセージ」から変更可能です。既読通知をオフにすると、自分も相手の既読が見えなくなる点にご注意ください。
XChatの利用条件と制限事項
利用可能な環境
XChatは現在、iOSアプリとWeb版から利用可能です。Androidアプリにも近日中に提供される予定とのことですが、端末やOS環境によっては正常に動作しない場合もあるようです。
実際に「暗号化キーに問題が発生しました」といった警告が表示されるケースも報告されており、クロスプラットフォームでの完全対応はまだ開発段階である可能性があります。
過去のDMメッセージはどうなる?
以前のメッセージは受信トレイに残りますが、暗号化はされません。チャット相手がチャットに登録すると、会話は暗号化されたチャットにアップグレードされ、今後送信されるメッセージのみが暗号化されます。
つまり、過去のやり取りが消えてしまうわけではありませんのでご安心ください。
暗号化メッセージの報告について
会話が暗号化されているため、現在のところ暗号化されたダイレクトメッセージをX社に報告することはできません。問題が発生した場合は、該当アカウント自体を報告することが推奨されています。
お取引用アカウントでの注意点
グッズ交換やお取引でXを利用している方にとって、チャット機能への切り替わりは特に影響が大きいかもしれません。以下の点に注意してお取引を続けましょう。
相手がチャット機能を持っているか確認
お取引相手もXChatに対応している必要があります。相手がまだ従来のDMのみの場合、暗号化されたチャットでのやり取りができない可能性があります。
取引履歴の保存
消えるメッセージ機能は、お取引では使用しないことをおすすめします。取引の証拠を残すためにも、重要なやり取りは別途スクリーンショットで保存しておくと安心です。
プロフィールに記載を追加
DMからチャットに変わったことで混乱が生じる場合は、プロフィールに一言追記しておくのも良いでしょう。「チャット機能でのご連絡も対応しています」などの記載があると、相手も安心してメッセージを送れます。
よくある質問(FAQ)
Q. XChatは有料機能ですか?
A. いいえ、無料で利用できます。 XChatはXの標準機能として提供されており、Xプレミアム(有料プラン)に加入していなくても利用可能です。
Q. 従来のDMの履歴は消えてしまいますか?
A. 消えません。 以前のメッセージは受信トレイに残ります。ただし、過去のメッセージは暗号化されておらず、今後送信するメッセージのみが暗号化対象となります。
Q. 複数端末で利用できますか?
A. はい、利用できます。 PINコードを知っていれば、どのデバイスからでも秘密鍵を回復できます。ただし、現時点ではクロスプラットフォームでの動作に一部問題がある場合もあるようです。
Q. 相手にPINコードを教える必要はありますか?
A. いいえ、絶対に教えないでください。 PINコードは自分のアカウントのセキュリティを守るための鍵です。他人に教える必要はなく、教えてしまうとセキュリティリスクが生じます。
Q. グループチャットは作れますか?
A. はい、作成できます。 XChatでもグループチャットを作成することが可能です。複数人でのやり取りにも対応しています。
まとめ
XのDMがチャット画面に切り替わってしまう現象は、X社が進める新機能「XChat」の段階的展開によるものです。残念ながら、現時点では元のDM画面に戻す方法は提供されていません。
しかし、XChatには以下のようなメリットがあります。
- エンドツーエンド暗号化によるセキュリティ強化
- 消えるメッセージ機能
- 音声・ビデオ通話機能
- スクリーンショット通知機能
- メッセージ編集機能
最初は使いづらいと感じるかもしれませんが、慣れてしまえば従来のDMよりも便利に感じる場面も多いはずです。新しい機能を上手に活用して、より安全で快適なコミュニケーションを楽しみましょう。
今後もX社はアップデートを続けていく予定ですので、新しい情報が入り次第、この記事も更新していきます。
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