2025年大晦日に放送される「第76回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が発表されました。ラインナップを見て「あれ?」と違和感を覚えた方も多いのではないでしょうか。
「日本の年末の風物詩なのに、韓国アイドルばかり…」「TikTokで流行った人ばかりで、昔のような紅白じゃない」——こうした声がSNSで飛び交っています。
この記事では、2025年紅白のラインナップを詳しく分析し、なぜ「これじゃない感」を感じる人が多いのか、その背景と賛否両論の意見を徹底的に検証していきます。
2025年紅白歌合戦の出場歌手一覧
まずは、今年の出場歌手を確認しておきましょう。
紅組(20組)
| アーティスト | 出場回数 | 備考 |
|---|---|---|
| アイナ・ジ・エンド | 初 | 映画主題歌で話題 |
| あいみょん | 7 | |
| ILLIT | 2 | 韓国発グループ |
| 幾田りら | 初 | YOASOBI・ikuraのソロ |
| 石川さゆり | 48 | |
| 岩崎宏美 | 15 | 37年ぶり復帰 |
| aespa | 初 | 韓国発グループ |
| CANDY TUNE | 初 | TikTok発アイドル |
| 坂本冬美 | 37 | |
| 高橋真梨子 | 7 | |
| ちゃんみな | 初 | ラッパー/プロデューサー |
| 天童よしみ | 30 | |
| 乃木坂46 | 11 | |
| HANA | 初 | ちゃんみなプロデュース |
| Perfume | 17 | |
| ハンバート ハンバート | 初 | |
| FRUITS ZIPPER | 初 | TikTok発アイドル |
| MISIA | 10 | |
| 水森かおり | 23 | |
| LiSA | 4 | 鬼滅の刃主題歌など |
白組(20組+追加)
| アーティスト | 出場回数 | 備考 |
|---|---|---|
| &TEAM | 初 | 韓国発グループ |
| ORANGE RANGE | 3 | 19年ぶり復帰 |
| King & Prince | 6 | STARTO所属 |
| 久保田利伸 | 2 | |
| 郷ひろみ | 38 | |
| サカナクション | 2 | |
| 純烈 | 8 | |
| TUBE | 3 | |
| Number_i | 2 | |
| 新浜レオン | 2 | |
| Vaundy | 3 | |
| BE:FIRST | 4 | |
| 福山雅治 | 18 | |
| 布施 明 | 26 | |
| Mrs. GREEN APPLE | 3 | |
| 三山ひろし | 11 | |
| M!LK | 初 | オーディション発 |
| SixTONES | 4 | 3年ぶり |
| RADWIMPS | 3 | 20周年 |
| back number | 2 | |
| 米津玄師 | 3 |
特別企画
- 堺正章:1976年以来の紅白出場
- 玉置浩二:ドラマ主題歌「ファンファーレ」
- 氷川きよし:「愛燦燦」を歌唱
- 星野源:京都・ニンテンドーミュージアムから「創造」を披露
- 松任谷由実:「天までとどけ」
なぜ「韓国勢が多い」と感じるのか?
今年の紅白で韓国発・K-POP系のグループは主に以下の通りです。
- aespa(初出場)
- ILLIT(2回目)
- &TEAM(初出場)
昨年2024年の紅白では、TWICE、LE SSERAFIM、ILLIT、TOMORROW X TOGETHERの4組が出場していました。今年は数字だけ見れば3組に減少しています。
しかし、「韓国勢が多い」という印象を持つ人が多いのは、単純な数の問題ではありません。
実は「日本人メンバー」も多い
K-POPグループに所属していても、日本人メンバーが含まれているケースが多いことを見逃してはいけません。
- aespa:日本人メンバー・ジゼル
- ILLIT:日本人メンバー・イロハ、モカ
- &TEAM:日本人メンバーが複数在籍
これらのグループは「韓国の事務所に所属しているが、日本人が世界で活躍している」という見方もできます。
批判の声と擁護の声
批判派の意見:
- 「日本の年末番組なのに、韓国アイドルを出す意味がわからない」
- 「日本のアイドルを出してほしい」
- 「受信料を払って韓国の歌手を見たくない」
擁護派の意見:
- 「K-POPは世界的に人気があり、ストリーミング再生数も桁違い」
- 「日本人メンバーも活躍しているのだから応援すべき」
- 「グローバル化の時代に、国籍で区別するのは古い」
SNS発・TikTok発アーティストの台頭
今年の紅白で特に目立つのが、SNSやTikTokをきっかけにブレイクしたアーティストの多さです。
初出場のSNS発グループ
| グループ | 特徴 |
|---|---|
| FRUITS ZIPPER | TikTokで「わたしの一番かわいいところ」が大バズり |
| CANDY TUNE | KAWAII LAB.発のTikTok人気グループ |
| HANA | オーディション番組『No No Girls』発。デビュー曲「ROSE」がストリーミング2.2億再生突破 |
| ちゃんみな | SNSでの発信力が話題のラッパー/プロデューサー |
NHKの選考基準が変わった?
NHKが紅白の出場者を選ぶ際の基準は、公式に以下の3点とされています。
- 今年の活躍
- 世論の支持
- 番組の企画・演出
加えて、近年はストリーミング再生数、MV再生回数、SNSでの話題性が重視されるようになっています。
例えば、FRUITS ZIPPERの「わたしの一番かわいいところ」はストリーミング1.5億再生、MV6,000万再生を突破。HANAの「ROSE」は2.2億再生を記録し、今年の紅白歌唱曲の中で直近2年リリース曲としては最大ヒットです。
「これじゃない感」の正体とは?
多くの人が感じている「これじゃない感」の正体は何でしょうか?いくつかの要因が考えられます。
1. 世代間ギャップの拡大
若者の間ではK-POPやTikTok発のアーティストは当たり前の存在ですが、中高年層にとっては「知らない人ばかり」に映ります。
テレビ離れが進む中、SNSでヒットしている曲は若年層には馴染み深くても、テレビ中心の視聴者には届いていないケースが多いのです。
2. 「国民的番組」への期待
紅白歌合戦は1951年から続く伝統番組であり、「日本の大晦日=紅白」というイメージを持つ人は少なくありません。
そのため、「日本の伝統的な番組に外国のアーティストが多い」ことへの違和感を覚える人がいるのは自然な反応かもしれません。
3. 「推し活」中心の選考への転換
NHKは近年、「国民全員に向けた番組」から「それぞれのファンコミュニティに刺さる番組」へと方針転換しているようにも見えます。
初出場のアーティストには、SNS上で熱狂的なファンを持つグループが多く選ばれています。これは「マス(大衆)向け」から「熱量の高いファン向け」への戦略シフトとも言えます。
一方で評価されているポイント
批判ばかりではありません。今年の紅白には、以下のような評価の声も上がっています。
ベテラン勢の復活
- 岩崎宏美:37年ぶりの紅白復帰。「聖母たちのララバイ」を歌唱
- ORANGE RANGE:19年ぶりの復帰
- TUBE:夏の王様メドレーで懐かしの名曲を披露
- 堺正章:1976年以来の特別出演
- 布施 明:芸能活動60周年の節目
周年記念のスペシャル演出
- AKB48:20周年記念。前田敦子、大島優子、指原莉乃ら卒業メンバー8人も集結
- RADWIMPS:メジャーデビュー20周年メドレー
- SixTONES:6周年アニバーサリーメドレー
- Perfume:Perfume Medley 2025
SNSの声を拾ってみた
Xや各種SNSで見られる意見をまとめてみました。
否定的な意見
「紅白、韓国グループ多すぎない?日本の年末番組なのに…」
「知らない人ばかりで、家族で見ても話が盛り上がらない」
「TikTokで流行っただけの人が紅白に出るって、ハードル低すぎでは」
肯定的な意見
「K-POPのパフォーマンスは見応えがある。レベルが高い」
「FRUITS ZIPPERやHANA、ちゃんみなが出るのは嬉しい!」
「懐かしのTUBEやORANGE RANGEが出るなんて、大晦日が同窓会みたいで楽しみ」
「世代を超えて楽しめるラインナップだと思う」
紅白歌合戦の未来はどうなる?
視聴率の観点から見ると、紅白は年々厳しい状況にあります。
- 2019年:37.3%(当時の過去最低)
- 2023年:31.9%
若者のテレビ離れが進む中、NHKはSNSで話題のアーティストを積極的に起用することで、若年層の視聴者獲得を狙っています。
一方で、中高年層の視聴者からは「知らない人ばかり」という不満も根強く、バランスの取り方が難しい状況です。
まとめ:あなたはどう感じますか?
2025年の紅白歌合戦は、以下のような特徴を持っています。
✅ K-POP・韓国発グループは3組(昨年の4組から減少)
✅ TikTok・SNS発のアーティストが増加
✅ ベテラン勢の復活・周年記念企画が充実
✅ 「推し活」文化を意識した選考
「韓国勢やSNS発アーティストが多すぎる」と感じるか、「時代の変化を反映した妥当なラインナップ」と捉えるかは、人それぞれです。
ただ、紅白歌合戦が「その年の音楽シーンを映す鏡」であるならば、K-POPの人気やSNS発ヒット曲の存在は無視できない現実と言えるでしょう。
あなたは今年の紅白ラインナップ、どう思いますか?
コメントやSNSでぜひ意見を聞かせてください!
放送情報
第76回NHK紅白歌合戦
- 放送日時:2025年12月31日(水)19:20〜23:45
- 放送チャンネル:NHK総合、BSP4K、BS8K、ラジオ第1
- 見逃し配信:NHK ONE(新NHKプラス)で同時・見逃し配信
- テーマ:「つなぐ、つながる、大みそか。」
- 司会:綾瀬はるか、有吉弘行、今田美桜、鈴木奈穂子アナウンサー
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